解決できる悩み
- 保育士のやりがいって何?
- どんな時にやりがいを感じる?
- 保育士の仕事にやりがいを感じない時の対処法は?
今回は、この様な悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事では、保育士のやりがいを感じる時はどんな時なのか、もし今やりがいを感じていないのであればどうしたら良いのかの対処法の順番で解説していきます。
この記事を読んで、保育士のやりがいを再確認したり、対処法を実践したりすることで、充実した保育士ライフが送れるようになります。
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保育士の仕事の魅力とやりがいは?
保育の仕事は、子どもたちと遊び、かかわることだけではありません。
安全面の確保、事務所類も多く、肉体的にも大変な仕事でもあります。
しかし、保育士の仕事はやりがいや魅力で溢れてるのも事実です。
保育士の魅力ややりがい
- 子どもの成長を実感できる
- 子どもたちと四季を感じながら1年を過ごせる
- 笑顔がいっぱいの生活を送れる
- 保護者と子どもの成長を共感できる
- 保育だけでなく、保護者支援、子育て支援の役割が社会貢献に繋がる
- 頑張り次第でスキルアップ(主任、園長)できる
以上の魅力ややりがいと合わせて、保育士は、国家資格として、専門性が認められた職業としても人気です。
それでは、保育士の魅力ややりがいについて詳しく解説していきたいと思います。
保育士のやりがい:子どもとのかかわり
保育士のやりがいを感じる時として、子どもたちとのかかわりの中で感じやすいのではないでしょうか。
やりがい
- 子どもの成長を実感するとき
- 子どもの笑顔に囲まれているとき
- 卒園後に子どもに会ったとき
- 子どもとの信頼関係を感じたとき
子どもの成長を実感するとき
保育士は、専門性の高い職業です。
子どもたちの成長過程を熟知していますし、その成長を実感することができます。
そして、保育士は、子どもと過ごす時間も長く、平日だと、保護者よりも長く一緒にいる時間が多い場合もあります。
保護者同様に、子どもたちの成長を望んでいますから、その成長を実感できることは嬉しいものです。
子どもの笑顔に囲まれているとき
子どもたちが保育の中で見せてくれる笑顔は、保育士の活力になります。
他の職業に比べても、保育士は、一日の中で子どもたちと笑うことが多いでしょう。
もちろん、楽な仕事ではないですが、頑張って用意したことや考えたことを子どもたちが楽しんだり、喜んだりする姿をみるのは、大きなやりがいだと思います。
「〇〇せんせ~い」と笑顔で色々な話をしてくれる信頼関係を築いていけると、笑顔もさらに増えていきますね。
卒園後に子どもと会ったとき
卒園した子と街中でバッタリ出会ったり、保育園に遊びに来てくれたりすることがあります。
久しぶりに会う子どもたちが、更なる成長している姿を見ることは、保育士のやりがいや嬉しさです。
保育園時代の思い出話をすると、担任して頑張って良かったと思えるのではないでしょうか。
ちなみに、私は、保育士を20年以上続けていますが、卒園児が高校生や成人している子もおり、街中で声をかけられることもあります。
保育園は、0歳から6歳と幼い頃に通いますが、覚えてもらえたことが、嬉しいですね。
子どもとの信頼関係を感じたとき
保育士は、子どもたちと一日の大部分を保育園で一緒に過ごします。
そんな子どもたちと信頼関係を築けたときに、自分が安心できる存在、特別な存在と子どもに感じてもらえることは、保育士としてのやりがいを感じることができます。
入園した当時やクラスが変わり担任が変わった時は、保護者から離れられずに、泣いたり、不安そうな様子だったりするものです。
その姿から、子どもに寄り添った保育をし、心を通わせていくことで子どもたちの姿が変わっていくことは、保育士のやりがいでもあり、保育士の専門性でもありますね。
言葉でのコミュニケーションが十分にできない乳児の保育をするときには、オノマトペを使いコミュニケーションや発語を促していくことがおすすめです。
保育で活かせるオノマトペについて詳しく知りたい人は、【保育士必見】園長が教えます!保育に活かせるオノマトペとは?の記事を参考にしてくださいね。
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保育士のやりがい:保護者とのかかわり
保育士は、保護者から預かった子どもたちの保育をする仕事です。
1日の様子や成長の過程を伝え、共に子どもの成長を喜び合える存在であり、保育士と保護者のかかわりも多いです。
いわば二人三脚で子どもたちの成長を支えていく保護者との関係性が良くなっていくこともやりがいにつながっていきますね。
保護者から感謝の言葉を聞いたとき
保育をする中で、保護者の方から「〇〇先生が担任になってくれて本当に良かった」、「〇〇が、先生のことが大好きってお家でもよく言うんです。いつもありがとうございます」など、感謝の言葉を言ってもらえると、やりがいを感じられますね。
保護者と話す時間は、朝や夕方のわずかな時間になりますので、その中で保護者と信頼関係を築いていく必要があります。
わずかな時間の中で、子どもたちの成長や専門性を活かしたサポートしていくことで、保護者の方から感謝の気持ちを言ってもらえると、うれしくなりますね。
とは言え、保護者の方と意見の違いや子育ての方針が異なる場合もあり、保護者とのコミュニケーションは、大変な一面もあります。
子育ての相談を支援できたとき
保育所保育指針にも、保護者支援が保育業務として書かれています。
子どもたちの成長やかかわり方など子育てについて不安や悩みを抱えている保護者の方も少なくありません。
保護者の相談を受けた時のポイント
子育ての悩みを、すぐに解決、ピンポイントで解決できる方法があるとは限りません。
しかし、保護者の方の悩みや疑問を解決できた時に、より深い信頼関係を保護者の方と築くことができますし、やりがいも感じられるでしょう。
保護者の方から頼られる存在と慣れるように、日々の学びも大切になってきます。
保育の専門性を高められるように、本を読むこともおすすめです。
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保育士のやりがい:豊かな社会実現への貢献
下のデータからも分かるように、年々、共働き世帯の増加しています。
それに伴い、待機児童問題もまだまだ深刻な状況です。
これは、社会問題の1つであり、保育園という場所はいわば社会問題を解決する役割としても重要な位置付けとなっています。
つまりは、保育士は、保護者のみならず、社会からも必要と求められているのです。
この様に、社会問題を解決する役割、社会貢献として、保育士のやりがいを感じることができます。
保育士資格を取って、社会貢献したいと思ってる方は、保育士試験合格に向け、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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保護者支援
共働き世帯の保護者は、保育園に子どもを預けます。
逆に言えば、保育園で子どもを預かるからこそ、保護者の方が働くことができるとも言えます。
つまり、保育士は、社会の労働環境の基盤とも言えますので、保育士として働くことが大きな社会貢献になっていきます。
厚生労働省が発表している、「新子育て安心プラン」では、令和7年の政府目標として、女性の就業率を82%としています。
待機児童解消
保育施設の増加に伴い、待機児童問題も解消されつつ有りますが、現在でも多くの待機児童はいます。
図から分かるように、令和3年4月の時点で、待機児童数は、5,634人となっています。
先ほど解説した、新子育て安心プランで、女性の就業率の上昇を政府目標としていますので、待機児童問題も増えていく可能性があります。
そうならないように、政府も保育士確保に向けた動きや政策もされていくでしょうし、保育士のニーズも高まっていきます。
保育士として、働くことはこの様な社会問題を解決することでもありますので、やりがいも感じられるでしょう。
保育士のやりがい:行事
保育園では、運動会や発表会や音楽会、作品展など年間で行事が開催されます。(園によって行事の数や時期は異なります)
行事の準備は大変ですが、子どもたちの成長を実感できる、保護者の方にも感じてもらえる機会として、行事を終えた時の達成感は、子ども達同様、保育士もやりがいとして感じるでしょう。
とは言え、行事が多いと保育士の負担も増えますので、行事ありきの保育にならないようにしたいものですね。
取り組みの過程で子どもの成長実感
行事では、子どもたちの成長を見てもらえる機会です。
ですが、行事当日だけでなく、取り組む過程の中で子どもたちの成長を実感していくこともあります。
子どもたちが、何度も工夫したり、友達と力を合わせて問題を乗り越えたりしていく姿を見ると、嬉しいものですね。
また、その様な姿を保護者の方に伝え、成長を喜び合うこともできます。
行事が終わった後に、保護者や園長などから労いや感謝の言葉を貰った時は、やりがいを感じることでしょう。
保育士のやりがい:職員同士のかかわり
保育の仕事は1人では出来ません。
他の保育士と連携を取る場面は多くあります。
お互いにサポートしたり、後輩の指導をしたりする中で、感謝の気持ちを伝え合ったり、一緒に保育に取り組んだりする中で、仲間としてのきずなも深まっていきます。
頼り、頼られる関係になると保育も楽しくなるでしょうし、やりがいも感じられるでしょう。
とは言え、保育士の離職、退職理由で1番多い理由が、人間関係の悩みでもあります。
いかに、関係を築いて自己発揮できるかがポイントですね。
人間関係について悩んでいる人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
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保育士の仕事大変なこと
保育士がやりがいを感じる場面は多いですが、その一方大変さもあります。
保育士の大変なこと
- 子ども達の命を預かる
- 人間関係が良くない時
- 体力や持病
保育士には、どのような大変な面があるのか具体的に解説していきます。
子どもたちの命を預かる
保育園に通う子どもたちは、0歳児~5歳児まで、大人と比べるとまだ小さく、気を付けなければ、時に、命に係わる状況にもなりかねません。
ですから、保育士は、万が一の時の対処法や子どもの体調の変化を見逃さない力が必要になります。
また、地震や火事の発生、不審者からも子どもたちの命を守らなけれなならず、日々の緊張やストレスも大きい仕事だと言えます。
人間関係が良くない時
全ての保育園に当てはまることでは有りませんが、保育士の離職理由が人間関係の悩みであることも事実です。
保育園での人間関係は、保育士同士では、上司や先輩、同僚や後輩の関係性、保護者との関係もあります。
中には、理不尽な要求や指導もあり、その積み重ねは、大きなストレスになっていきます。
新人保育士は、業務内容も分からず、思う様に保育できずに指導を受けるなど、思っていた保育の現場とのギャップを感じることも多いでしょう。
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周りの目ばかり気にして働くことは、心身ともに疲れることであり、人間関係が良い保育園で働きたいと保育士はみな思っているでしょう。
体力・持病
保育士の仕事は肉体的にハードです。
中には、腰痛の持病を抱えている保育士もいるでしょう。
おんぶや抱っこといったスキンシップや戸外で運度遊びなど年齢を重ねていくにつれ、大変さを感じていくでしょう。
保育業務に加えて、書類や行事の準備など多岐にわたる保育士の仕事を行うためには、体のメンテナンスや気持ちの安定など自己管理も求められます。
保育士の仕事にやりがいや楽しさを感じられない時の対処法
日々の保育に心身ともに疲れてくるとやりがいを感じられないようになってきますし、悪い部分ばかりが気になるようになります。
対処方は?
- 仕事と休日のメリハリをつけ、しっかり休む
- 自分からアクションを起こす
- 自分の理想とする保育園に転職する
しっかりと休む
まずは、体力、気力の回復が大事です。
持ち帰りの仕事も多い保育の仕事ですが、プライベートは自分の時間として、仕事をしないようにしましょう。
趣味や友達との食事など、気持ちの発散も大事ですね。
自分からアクションを起こす
今いる環境を変えていくこともまた自分です。
保育園内では、上下関係やパワーバランスもありますが、同じような考えを持った保育士と一緒に、職場を楽しく変えていくことも1つの方法ですね。
転職をする
休日にしっかり休みたい、職場を楽しく変えていきたいとおもうけど、業務量が多い、上司が絶対的権力者で思う様に変えていけないということもあるでしょう。
その様な時は、自分の理想とする保育園に転職することも1つの方法です。
とは言え、日々の保育の中で十分な転職活動が出来ないと転職先で同じような悩みを抱えることもあります。
その様な時は、転職のプロである、保育士転職サイト・エージェントを頼りましょう。
保育士転職サイト・エージェントは、無料で登録することができ、さらに無料で転職サポートを受けることが出来ます。
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保育士というやりがいの多い職業にせっかく就いたのですから、魅力ある自分の理想とする保育をしている保育園で、日々充実した保育士ライフを送りたいですよね。
まとめ
日々の保育の中で、やりがいを感じることも多い保育士。
その様なやりがいを感じるけど、現在の職場でやりがいを感じにくくなっている人は、もう保育士をやめるとすぐに結論を出さない方が良いでしょう。
あなたが、力を発揮できる保育園は有りますし、やりがいを感じた経験は、あなた自身の保育士としての魅力があるからです。
とは言え、業務量が多く休めない、上司の指導が理不尽などブラックな保育園もあります。
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