ポイント
- 保育士は年度途中で退職できるかどうか?
- 途中退職する際の転職への影響について
- 年度途中で可能な限り円満に退職するポイント
保育士は、離職率が高く、辞めるかどうか悩んでいる保育士は多いです。
しかし、年度途中するかどうかを迷う、ためらう人も多いでしょう。
この記事を読めば、保育士が年度途中で退職できるかどうか、また、その影響についてを知ることができますので、最後までお読みくださいね。
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保育士が年度途中でも退職できるの?
「保育士は、年度途中に退職ができるの?」という疑問に、まずは、結論をお伝えします。
結論として、年度途中であっても、退職することは可能です。
その根拠として、民法にこのように定められています。
627条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。 出典:民法627条1項
保育士に限らず、年度途中であっても退職ができるということです。
自身の心身の不調や病気、家族の転勤など年度の途中であっても退職する事態はあるのです。
保育士が年度途中で退職する理由は?
主な理由5つについて解説していきます。
退職理由①:労働環境が過酷で辛い
保育業界の労働環境は、良いとは言い切れないです。
その根拠として、保育士の退職理由に、労働時間が長い、業務量が多いという理由は上位になっています。
具体的には、残業が多かったり、残業しても終わらない場合は持ち帰って仕事をしたりと日々の負担はかなり大きいのです。
保育のICT化が進んでいるとはいえ、まだ、書類は手書きの施設もあり、壁面や行事の作り物が多いという施設もあります。
8時間の中でこれらの保育書類や作り物をすることはできないのか?という点について、難しいのが現状です。
人手不足ということもあり、配置基準ギリギリだと、一日のほとんどを保育しているということになります。
この様な状態が日々続くことで、退職を考える保育士が多いのです。
退職理由②:ライフスタイルが変化する
年度途中で、ライフスタイルが変わることもあります。
パートナーの転勤や親の介護、自身の病気など、自分でも予想することが難しく、やむを得ず退職という形になるでしょう。
先ほども触れた、年度途中での退職が保障されている部分は、この様な、本人ではコントロールできない部分で、年度途中の退職はできないとなると、労働者が困ってしまうという理由もありますね。
退職理由③:人間関係が悪くて辛い
職場の人間関係が悪く退職するという保育士は多いです。
さきほどのデータからも分かるように退職理由の1番となっています。
保育園では、女性の割合が極めて高く、上司、先輩、同僚、後輩と関係が複雑になっています。
職場の人間関係に悩んでいる人は、保育士の人間関係が最悪!辞めたくなる原因と解決する方法を解説こちらの記事を参考にしてくださいね。
退職理由④:異業種への興味が出てきた
仕事は保育士以外にもたくさんあります。
自分の興味や強みを活かしたいという思いから、年度途中でも退職することを考えるということです。
転職は、タイミングも重要で、4月からの入社ではなく、求人によっては、すぐに入社してほしいというものもあります。
退職理由⑤:園の方針や保育方針の違い悩む
保育園には、保育理念や保育方針があります。
自分のやってみたい保育や子どもへのかかわりと園の保育方針が違うことに悩むということです。
また、人間関係も関係してくる部分で、先輩やリーダーの保育の進め方と自分の思いが違うこともあります。
保育士は、保育園ならどこでも良いというよりも、どんな保育をしたいのか、そこに魅力を感じ就職する人も多いです。
実際に働いてみて、思い描いていた、話に聞いていた保育とそのギャップが続くことは、辛いものです。
以上の5つの理由が1つだけでなく、複数絡み、精神的、肉体的にストレスがかかり、年度途中に退職を考えるのではないでしょうか。
年度途中に退職することの影響は?
正直な話、年度途中に退職して、全く影響が無いかと言えばそうではありません。
そこで、年度途中に退職することの影響について色々な視点から解説していきたいと思います。
年度途中の退職は慎重に考えたほうが良い理由
保育士が年度途中に退職することに「無責任」だという人もいますが、上記の理由からも当事者にしか分からない事情もあります。
とは言え、慎重に考えたほうが良い理由もあります。
一般によく言われる、年度途中に退職を慎重に考えたほうが良い理由を2つ解説します。
理由1:子どもや保護者への影響
基本的に、年度初めに担任が決まり、1年間同じ保育士が担任をします。
年度初めは、各学年、保育士と子どもの信頼関係を築いていく時期です。
信頼関係を築きながら、子どもの成長につながるよう保育をしていくことで、子ども達も安心した人的環境のもと日々の生活を送ることができます。
年度途中で担任が変わることで、新しい担任と信頼関係をまた築いていくということで、子どもたちが戸惑ったり、不安になったりすることも考えられます。
とは言え、精神、肉体共に限界に達している人に、この様な理由で、年度途中退職をさせないということも違いますね。
ポイント
- 上司や同僚は、年度途中で退職を考えている保育士の相談を受けた時には、引き留めるよりもまずは、なぜそう思うのか、解決できる方法はないのかを共に考えていくことが大切です。
理由2:他の職員への影響
あらかじめ、年度途中に退職が決まってた場合は、人員配置も管理職や本部が対応していきます。
しかし、突如退職となると、同僚に影響や負担がでてきます。
保育園では、シフト制で働いている場合がほとんどで、早番や遅番のローテーションが早まることもあるでしょう。
行事や係りの担当で有れば、他の人が引き継ぐことにもなります。
このような影響があることかあも、2週間前に申し出ることで退職は可能ですが、途中退職の意思がある場合は早めに伝える方が良いでしょう。
また、年度途中の求人は多いですが、なかなか保育士からの応募がありません。
年度途中の求人への応募する保育士は、大きく分けて3つです。
3パターン
- 現在、離職中の保育士
- 年度途中の退職を考えている保育士が、年度途中で転職しようと考えてる保育士
- 来年度4月から入社を考えている保育士
つまり、すぐに新しい保育士が見つかりにくいという実情があります。
転職し再離職するパターンに気を付ける
年度途中に保育園を退職し、その年度内や次の年度で転職を考えてる人は、慎重に転職先の保育園を選びましょう。
年度途中に退職して、しばらく休む場合であれば、焦って保育園や転職先を探すことはないと思います。
しかし、生活もあり、すぐに新しい保育園や異業種へ転職したいと考える人もいるでしょう。
そのような人は、焦って転職をすすめると、また同じような問題で離職する場合があるからです。
繰り返しになりますが、保育士が離職する理由です。
保育園を変えたとしても、人間関係や労働環境や保育の方針などと自分の要望が異なれば、再離職になりかねないということです。
転職して再び再離職するパターンとしての理由で多いものが、思っていた、聞いていた、求人に書いてあったことと実際のギャップです。
求人にアットホーム、人間関係良好とかかれていても実際は違うかもしれませんし、自分に合うかどうかも分かりません。
この様なミスマッチを防ぐ方法として、以下の2点。
ポイント
- 園見学をして実際に見てみる
- 内部事情に詳しい保育士転職エージェントに聞く
年度と途中に退職するメリットはある?
年度の途中に退職する時に、場合によっては、揉めてしまい、転職への影響もあったりと慎重に考える必要やデメリットもあります。
しかし、メリットもあります。
年度途中で退職することで、子どもたちや同僚への影響を何度も考えるでしょう。
それでも、年度の途中で退職を考えているということは、かなり悩んでいて心身ともにストレスや負担を抱えている状態です。
退職することで、その様な悩みからの解放は、メリットの1つです。
また、異業種への挑戦で、4月よりも今というタイミングの場合もあるでしょう。
そのチャンスをつかむことが出来るということもメリットです。
年度途中でも円満に退職するポイントは?
次に、年度途中に退職する時に、円満に退職するポイントについて解説していきます。
ポイントは、
- 退職意向を伝える
- 引継ぎ
- 退職手続き
この3つです。
では、具体的にみていきましょう。
ポイント①退職の意向を上司に伝える
円満に退職したいのであれば、ある日突然にではなく、上司に事前に退職の意向を伝えましょう。
その際に、園の就業規則を確認しましょう。
民法では、最初に触れたように遅くとも2週間前に申し出るとありましたが、園の就業規則で〇ヶ月前に退職を申し出るようにと決められている場合があるからです。
園側としても、次の人員配置の準備が必要ですので、園で〇ヶ月前と決まっている部分は守ることが好ましいです。
保育園で上司となると、直属が主任、全体が園長になります。
まずは、主任から伝え自分の気持ちを伝えるパターンと初めに園長に伝えるパターンがありますが、これは、ケースバイケースです。
主任との関係性が悪い場合は園長に直接伝えてもいいでしょうし、初めに園長に伝えるのが不安な様であれば、主任に相談するという形もいいでしょう。
注意ポイントは、同僚への伝えるタイミングです。
注意ポイント
- 上司に伝えていない段階で、同僚に相談することは大丈夫ですが、思わぬ形で自分の意図と違う伝わり方で上司に伝わることもあるので、誰に相談するかは慎重に考えましょう。
ポイント②引継ぎは入念に
引継ぎが不十分の場合、退職後に再度確認がある場合もあります。
短期間で退職を決め、退職する場合は、この時間が短いので気をつけましょう。
主な引継ぎ事項
- 子どものアレルギーや怪我(熱性けいれんや脱臼など)
- 子どもの姿(好きな遊び、友達関係、情緒面など)
- 行事や係り担当の進み具合や方法の引継ぎ
- 保護者対応に注意点
- 指導案の記入、印もれがないかどうか確認して次の担任へ
注意ポイント
- 引き継ぐ保育士が分かりやすい様に、データや紙に要点をまとめておく
この引継ぎは、トラブルのもとですので、気をつけましょう。
円満退職について詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてくださいね。
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参考保育士の退職理由はなに?円満に職場を退職するポイントを解説します
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年度途中で退職する時のハードル
退職する際に、上司からの引き留めがよくあります。
年度途中で有れば、なおのことあるでしょう。保育園側としてもすぐに代わりの保育士が見つかるとも限りません。
次に、引き留められた際の対処法について解説します。
引き留められたらどうしたらいい?
年度途中の退職は、園側としても避けたいところです。
退職の意向を伝える際は、引き留められることを前提で、事前にどうたいしょするか考えておくことをおすすめします。
よくある引き留めパターンでは、「次の人が見つかるまでなんとかならない?」です。
年度途中で、迷惑をかけるから、次の人が見つかるまでは、しょうがないと考えも分かりますが、簡単に年度途中に保育士は見つかりません。
このデータを見ると、年度途中の方が有効求人倍率が高いことが分かります。
つまり、年度途中は、1人の求職者に対して、求人数が多いということです。
それだけ、人手不足とも言えます。
ですから、次の人が見つかるまで、何とかならない?は、いつ見つかるのかという保障がありませんので、気をつけましょう。
引き留められた時の対処法
①次の人が見つかるまで何とかならない?
→自身の中で、限界で難しいであればその意思をしっかりと伝えることが大切です。
曖昧な返事だと、じゃあまた今度ゆっくり話そうとずるずる時期が延びていきます。
→少しぐらいなら退職時期を延ばしても良いと思う場合は、期限を決めることが大切です。
1ヶ月、2ヶ月と期限を決めてそこまでなら大丈夫と提案してみましょう。
ポイント
- 曖昧な返答はしない
保育園側として、辞めてもらっては困るという部分からもなんとか引き留めようとするものです。
返答が曖昧であれば、迷っているという印象から退職時期も伸びますし、言った言わないの水掛け論になると円満退職が難しくなるので、気持ちはしっかり伝えましょう。
今すぐ退職したい時は?
退職意向を伝える相手は上司になります。
やはり、遠慮したり、言いにくい部分もあり、なかなか話がまとまらないということもあります。
また、執拗な引き留めや退職意向を伝えた後の嫌がらせもないとは言い切れません。
実際に、私が相談を受けた事例です。
退職意向を伝えた後に、退職まで早番、遅番を毎日させられた保育士さんがいました。
理由として、退職したら他の職員に負担がいくから、退職するまでに、その負担分を働いてくださいとのことでした。
なんとも理不尽ですが、上司から言われると断れないですよね。
また、ある人は、退職届を受理してもらえないという人もいました。
気持ちは分かったけど、退職届は受け取りませんとのことで、理由は、保育園側が困るのでということでした。
その言い分は、保育園側としてはそのなのかもしれませんが、辞める側としては、困ります。
この様な時に、1人で対応することも大変です。
心身の負担やストレスが倍増するという事態にもなりかねません。
その様な時には、退職代行サービスを利用することも1つの方法です。
他には、次に転職を考えているのであれば、転職エージェントのアドバイザーに相談することも有効でしょう。
引き留めの対処が1人で難しい場合
- 退職代行サービスの利用
- 転職エージェントのアドバイザーに相談
同僚や保護者や子どもに伝えるタイミングは?
年度途中で退職するということは、子どもたちや保護者や同僚たちにも動揺や心配がでてきます。
伝えるタイミングは慎重に選びましょう。
タイミングNG
- 退職日時が決まっていないかつ、上司からの同意が得られていない時に伝えるのはNG
退職を伝えるタイミングは、個人のことであっても自分で勝手な判断で伝えるのはやめましょう。
理由としては、保育園側は、次の担任や体制を整えて伝えたいからです。
問い合わせに対して、まだ決まっていないとなると、園の管理体制に不信感が生まれるからです。
ですから、勝手に判断して伝えると、保育園側と揉める原因になりますので、気をつけましょう。
退職までの有給休暇の消化について
退職日が決まり、有給休暇が残っている場合もあるでしょう。
有給休暇は使い切って良いの?という疑問に対しては、労働者の権利として保障されているものですから、有給休暇を使い切ることは問題ありません。
会社は、労働者が有給を申請した場合、時季変更権を行使することも可能です。業務に支障が出る場合、急な申出の場合などです。
ですから、ギリギリの申出はやめて、事前に上司と退職日について納得してもらい、有給休暇も使いやすいようにすることが大切になってくるのです。
ちなみに、退職金に関しては、園ごとに何年在籍していたのかなど、要件があると思うので、事前に確認しておきましょう。
余談ですが、賞与についてです。
賞与のタイミングで在籍していなければ、貰えることはないでしょう。
年度途中に退職した場合の税金・社会保険関係の処理について
税金や社会保険に関しては、よく分からないという人も多いと思いますので、簡単に解説します。
退職後の働き方によって変わってきます。
退職後に転職しないでしばらく休息(働かない)場合
退職後に働かない場合について解説していきます。
年金について
会社に勤めている場合は、厚生年金となりますが、会社を辞めて、その後働かない場合は、国民年金を払うことになります。
役所に行って手続きをしましょう。
また、国民年金では、第1号被保険者と第3号被保険者に分類されます。(第2号被保険者は、働いている人)
扶養にはいるという人は、第3号被保険者になりますので、パートナーの会社経由で手続きをしましょう。
扶養に入らないという人は、第1号被保険者となり、令和4年の1ヶ月当たりの国民年金の額は、16590円になります。
払い方は、指定期間で毎月支払う、口座引き落としなどあります。
住民税について
住民税は、働いている場合、多くの人が天引きだと思いますが、退職して、働かない場合は、自分で納める必要があります。
役所に行って手続きをしましょう。
健康保険について
退職後、働かない場合は、健康保険が国民健康保険に切り替わります。
保険料は前年度の収入によって変わります。
健康保険に比べると、国民健康保険の方が、保険料が高くなることが多いです。
健康保険は、厚生年金と同様ですが、会社が半分負担をしてくれています。
高い保険料が負担になる場合、任意継続被保険者となって、前会社の健康保険を2年間継続する方法もあります。
しかし、保険料は、会社負担がなくなりますので、勤めていたころに比べると高くなります。
国民健康保険にするか任意継続被保険者で全会社の保険を引き継ぐか保険料を比べてみると良いでしょう。
注意ポイント
任意継続被保険者の要件がありますので、自分が要件を満たしているか確認する必要があります。会社の担当者からの説明がありますので、疑問なら確認しましょう。
失業手当について
失業手当を貰える場合があります。
ただし、在籍して働いていた期間の要件があることと、再就職をする意思が必要となってきます。
手続きに必要なものは、会社(法人)から送られてきますので、公共職業安定所に行って疑問点を確認したり、手続きをしましょう。
退職後すぐに転職する場合
退職後すぐに転職先が決まっている場合は、入社時に提出する書類を提出すると会社が手続きを行ってくれますので、そこまで心配しなくてもいいでしょう。
中には、住民税は、途中では手続きができないということもあり得ますので、その場合は、次年度5月分まで自分で払う必要が出てきますので、注意しましょう。
年度途中の退職は、転職に影響はあるの?
最後に、年度途中に退職した場合の転職への影響について解説します。
転職できるかどうかのと同じくらい気になることではないでしょうか?
では、先に結論からお伝えします。
年度途中に退職した場合であっても転職できるというのが結論です。
影響があるのかどうかについては、ケースバイケースです。
辞め方や転職先の面接によって影響が出る場合もありますし、円満に退職し、退職理由についてポイントを押さえることで影響がない場合もあるということです。
では、具体的に見ていきましょう。
転職に影響があるパターン
保育業界では、年度途中に退職はあまり良い印象を与えません。
受け入れる保育園側としては、保育士は求めているが、長く働いてくれる保育士を求めています。
ですから、退職時に揉めて辞めた保育士の場合、うちの園でも同様の問題が起こらないか採用園としては、不安要素となるのです。
具体的に、〇月から入社できるという合意で転職園が決まっていたとして、円満に退職できずにその期間が延びてしまったらどうでしょう?
転職園としては、不安になります。
現在、保育園に勤めている場合は、面接時にそれとなく、何月くらいに辞められるか、現状はどうなっているのか聞かれると思います。
その時に、時期未定、退職意向は伝えているけど話が進まないという状況であれば、転職に影響がでてくるということです。
転職に影響がないパターン
円満に退職できる、時期が決まっているという状況で、転職園で長く働くことが出来る姿勢や即戦力、成長期待を感じてもらえるアピールが出来れば、転職への影響はほとんどないでしょう。
とは言え、転職が初めての人は難しい場合もあるので、そういう人や不安な人には保育士専用の転職エージェントを活用することをおすすめします。
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まとめ
年度途中に退職することは、当事者だけでなく、保育園側や子どもたちや保護者など周りへの影響も大きいです。
しかし、現状の悩みの辛さがわかるのも自分だけです。
悩みは1人で抱え込まずに相談しながら、ベストな選択ができると良いですね。
では、年度途中に退職について、要点をまとめます。
ポイント
- 年度途中でも退職できる
- 年度途中に退職する場合は円満退職を目指そう
- 退職意向は早めに上司に相談、申し出る
- 引き留めに対して曖昧な返答はしない
- 引継ぎはしっかりと行う
- 転職を考えているなら保育士専用転職エージェントを活用する
注意する点もまとめます。
注意ポイント
- 退職の申出の決まりを就業規則で確認しておく
- 自分のタイミングで退職を子どもや保護者に伝えない
- 円満に退職できないリスクも事前に理解する
- 退職後、働かない場合は税金や年金の手続きを自分で行う
最後までお読みいただきありがとうござます。
年度途中で退職を考えている保育士のお役に立てれば幸いです。